昨年は当ブログに訪問していただき、ありがとうございました。本年もぼちぼちの更新となりますが、どうぞよろしくお願い致します。

さて、新年1発目のブログですが、子ども達を「温かく見守る」とは?について書いていきます。 

私が考える「温かく見守る」ことは、子ども達の行動、言動をまずは汲み取ること。

例えば、運動療育グループレッスンで鉄棒を取り組んでいる。Aくん並んでいるところを、Bくんが順番を抜かして並んだ。Aくんは「Bくんがぬかしてきた〜。」と先生に話す。 そこで先生、保育者、指導者はAくん、Bくんにどのような声掛けをしますか?

答えはありませんが、ここでBくんに「順番抜かしたらダメだよ。Aくんの後ろに並ぶんだよ。」と伝えるのも一つと思います。

私はこの場面で、上記の対応はせずにいます。その時Aくんはどのような対応をしたのか。Bくんはどんな表情をしていたのか。他の子達の動きはどうだったか?を観察します。その後、Aくん、Bくんに声掛けをします。

一つの場面を全て先生、指導者、保育者がまとめてしまうことで、また同じような場面が発生するかもしれません。これが繰り返されることによって、先生側もすぐに注意をする。子ども達も注意、叱られることに慣れてしまうことも考えられます。

もちろん、人を叩く、危険な行為、人としてしてはいけないことなどはその場で厳しく叱ります。私がレッスンに取り入れている「温かく見守る」指導スタイル。とても時間は掛かりますが、子ども達一人一人と真剣に向き合わさせていただき、子ども達自身で考えること、頑張ること、気をつけることなどを理解していきます。

先生側としても、注意する、叱る際の大きなパワーを使わずに、その分楽しいレッスン内容、声掛けに力を注ぐことができます。 現在、運動療育グループレッスンに通っていただいている子ども達も、楽しむ時間、穏やかな時間を過ごしてレッスンに取り組んでいます。(あ、私とやりとりすることもたくさんありますよ。0ではないので・・。)

今年度は岐阜県岐阜市、岐阜県可児市、プレジャーアリーナ名古屋個人レッスンにて主に運動療育レッスンを担当させていただいています。有り難いことに満員間近の会場もありますので、気になる皆様、弊社ホームページ内より問合せお待ちしています。 

最近は「みつ先生」を客観的に見て、考えている自分がいます。 今後もより良いレッスンに努めて、パンクしないように向上していきます。改めまして本年もよろしくお願い致します。